体験型のイベント企画とは
体験型イベントとは、主に企業が用意したコンテンツをユーザーに楽しんでもらうイベントのことを指します。自社の商品・サービスのPRや企業の認知度拡大が大きな目的として開催されますが、コンテンツの内容によっては、集客を目的としたアミューズメント的意味合いが強い場合も多くあります。基本的に無料参加で集客の導線として使われることがほとんどです。一部、最新のテクノロジー技術を駆使したり、ユニークな発想でイベント企画され、有料で体験を提供するイベントもあります。
体験型イベントと普通のイベントの違い
体験型イベントと普通のイベントの大きな違いは、ユーザーが意思を持って参加するかどうかです。一般的に行われるイベントの多くは、セミナーのように意図的に集客したり来場者が自由参加できるような形態となっています。しかし、体験型イベントはユーザー1人1人がコンテンツを体験したいという意思をもってイベントに参加するものです。そのため、体験型イベントではコンテンツに没入できるよう、閉鎖的な空間を用意することが多い傾向にあります。
集客に使える体験型イベント企画4選
ここからは実際の体験型イベント企画の例とその特徴を紹介していきます。
スタンプラリー
体験型イベント企画の王道といえばスタンプラリー。商店街や観光地、鉄道・電車、公共施設など、さまざまな場所で実施されているのを見かけます。スタンプラリーが人気の理由は大きく3つあります。
1.新規の集客が期待できる
ラリーポイント(スタンプ設置場所)自体が、参加者がその場を訪れる大きな動機になります。
2.回遊を促進できる
スタンプラリーは、ラリーポイントを巡るという性質上、回遊が促進できます。
3.滞在時間を長くできる
ラリーポイントを回ることで、立ち寄る店舗数が増えたり、平均滞在時間が長くなったりします。
広さのある箱モノや点在する施設がある場合などに、それらを巡るきっかけとして、スタンプラリーは優秀な訪問・回遊ツールとなります。家族連れで楽しめるイベントとしていまでも高い人気を博しています。また、最近ではアナログな紙媒体から、スマホでスタンプを押すデジタルタイプへと移行も進んでいます。
謎解き
謎解きイベントは、小学校高学年から中学生くらいの知識があれば十分に解ける問題が多いコンテンツです。自分たちでやるにはコンテンツ制作(謎の作成)が大変ですが、今は外部の専門企業も複数あります。中には企業が表現したい内容を盛り込んでオリジナルの謎を作ってくれる会社も。
街中や室内など、場所を問わずに楽しめるのも魅力のひとつ。最近ではARアプリと連携したイベントも数多く開催されています。町興しのイベントや企業のインナーイベントでの活用も多く見られます。
ギネス世界記録
ギネス世界記録は、「Guinness World Records Limited」が提供している世界記録へのチャレンジ企画です。例えば、「目隠しでルービックキューブをどれだけ速く解けるか」や、「身体にどれだけスプーンがくっつくか」など一般向けのチャレンジがあります。それ以外にも、企業や学校向けに「折り紙で作ったハートの最多展示数」や「ものを長く並べる記録」など大勢で参加できるチャレンジもあります。
公認されるには、Guinness World Records Limitedに依頼して、公認の審査員がいる場でチャレンジを行う必要があります。周年記念などのイベントでは盛り上がること間違いなしのコンテンツです。
合成フォトスポット
合成フォトスポットとは、クロマキー合成技術を活かした写真撮影体験のこと。グリーンバックを背景に撮影すると、その場で合成された画像を楽しめるというものです。中にはその場で撮影した写真がもらえたり、ダウンロードできたりするサービスもあります。「フォトセラ」はこうした合成フォトスポットの代表格です。その場で撮影した写真がもらえてダウンロードもできるから、スマホで友達や家族にシェアもしやすいのが特徴。主に商業施設の周年祭やフェス。親子向けイベントなどで体験できます。
体験型のイベント企画を依頼するなら専門業者に依頼しよう
こうした体験型のイベントは、自前でやるにはハードルの高いものが多く、たいていは専門のサービスを提供している企業に依頼するのが無難です。費用はかかりますが、質の高い体験を提供することで、しっかりと集客やPRの効果が期待できるのではないでしょうか。
私たちフォトセラもイベントに特化したコンテンツサービス(合成写真撮影)を提供しています。フェスや周年祭、商業施設、企業インナー、マンションコミュニティ、住宅展示場など、様々な場所で撮影実績があります。
体験型イベントをご検討中の方は参考にしてみてくださいね。