日々開催イベント、目的達成のためには集客が重要です。せっかく時間とコストをかけて準備したのに、イベントに全然人が集まらなかった……という事態は避けなければなりません。本記事では、イベント企画の7つのポイント・集客のアイデア3選を紹介します。
イベント企画を考える際の7つのポイント
まずはどんなイベントを開催するのか。集客が見込めるイベントを企画するためのポイントは下記の7つです。
1.イベントを開催する目的を明確にする
2.ターゲットに合わせた企画を立てる
3.イベントに参加するメリットを提示する
4.ターゲットに刺さるイベントタイトルをつける
5.季節や時流に合ったイベントにする
6.他のイベントに無い独自性のある要素を盛り込む
7.イベントの振り返りをする
1.イベントを開催する目的を明確にする
まずは何を目的としてイベントを開催するのかを明確にしましょう。目的はできる限り1つにまとめることが重要です。目的がガッチリ固まっていれば企画会議の段階で軸がぶれなくなります。
2.ターゲットに合わせた企画を立てる
イベントに参加してもらいたいターゲットを明確にしましょう。例えば、サービスを提供するユーザーがを想定した時、それが初心者ユーザーなのか、ヘビーユーザーなのかでアプローチする方法や伝える内容が変わってきます。ターゲットを幅広く設定しすぎるとターゲットがぼやけてしまい、一番アプローチしたい層に届かない内容になりかねないので注意が必要です。
3.イベントに参加するメリットを提示する
イベントに参加するとどんなメリットが得られるのかを分かりやすく提示しましょう。何かが得られる、体験できるなど、イベントに参加することで自分にどんな得があるかを具体的にイメージできると参加への強い動機になります。
4.ターゲットに刺さるイベントタイトルをつける
イベントのタイトルは参加の意思決定を後押しする要素です。ターゲットにとって分かりやすいタイトルを付けることで、集客しやすくなります。タイトル作成のコツは、「ターゲットが誰か」「どんなメリットが得られるのか」の2点を明記することです。その他、参加費無料など「参加ハードルが下がる要素」があれば、それも盛り込むと良いでしょう。
5.季節や時流に合ったイベントにする
12月にクリスマス関連のイベント、4月に新社会人向けのイベントなど、その季節にあったイベントを行うと関心を持つ参加者が増えます。また、いま話題の時流にあったテーマについてのイベントにも注目が集まるでしょう。ただし、あくまで本来の目的やターゲットありきです。そのテーマに沿ったコンテンツをしっかりと用意することが大事です。
6.他のイベントに無い独自性のある要素を盛り込む
どこにでもあるようなイベントにするのではなく、自社ならではの独自性のある要素をひとつでも盛り込むと良いでしょう。独自性のあるイベントは、それだけでターゲットがイベントに参加する動機になります。独自性のあるアイデアを一から考えるのは難しいですが、過去に他社や他業界で行われているイベントのキーワードや手法の一部が参考になります。自社のサービスならどう表現するか、アレンジして考えてみてはいかがでしょうか。
7.イベントの振り返りをする
イベントが終わったら次回に向けて振り返りを行いましょう。これをすることで次回に向けての課題も見えてきます。参加者から回収したアンケートの反響や当日の状況など、計画の段階で設定した指標に当てはめて判断します。この時、KPT法というフレームワークが有用です。「Keep(このまま継続すること)」「Problem(課題)」「Try(解決策)」の3つを洗い出して検討していきましょう。
参加者が喜ぶイベント企画・アイデア3選
「これなら参加したい!」と思ってもらえるようなイベントを企画したあとは、集客が重要です。集客が見込めるアイデア3選をまとめたので参考にしてみてください。
事例1.note CREATOR FESTIVAL(noteフェス)
note株式会社が主催する「リアル×オンライン」で創作の輪を広げる祭典です。
開催1ヶ月前から「投稿企画」を実施したり、公募した公式サポーターと一緒にアイディアを考えてイベントを盛り上げるなど、参加者との一体感を醸成する仕組みが作られていました。
事例2.よなよなエールの“おうち”超宴
大型台風・新型コロナウイルスの影響でリアルイベントが2年連続中止となり、2020年は「おうち時間」の充実を掲げたオンラインイベントに切り替えられました。
開催1週間前からソーセージの通販を実施したり、YouTubeで乾杯や共通のトークテーマを掲げた「わいわい乾杯広場」チャンネル。テイスティングやベランピングを体験できる「なるほど学び広場」チャンネルなど、双方向で交流できるコンテンツを用意。事前申込不要で参加できる気軽さが反響を呼び、多くの人が参加・視聴しました。
事例3. フォトセラのバースデー&親子撮影会
住宅展示場の集客企画として実施されたクロマキー合成を使った撮影会です。
親子撮影会は、来場者の親子をプロカメラマンが合成撮影し、その場で写真とデータをプレゼントするというもの。バースデー撮影会は、その月に誕生日の人を対象に特別なフレームデザインで合成撮影するというもの。どちらも、写真の受け取りは一定時間経過後としておくことで、会場内の回遊を促す仕掛けにもなっている。
スマホ全盛のいま、年々ちゃんとした家族写真を撮る機会も少なくなってきています。そうした中で、プロカメラマンに撮影してもらうという体験が家族連れにヒットしました。
イベントのコンテンツはプロと協力してつくろう
イベント企画に頭を悩ませているとどんどん視野が狭まり、集客や目的達成のことばかり考えてしまいがちです。そんなときは「自分が参加者だったらどんなことが嬉しいだろう」という視点に立ち返ってみましょう。
それでも企画が思い浮かばなかったら、イベント専門のコンテンツ会社に相談するのもひとつの方法です。フォトセラはイベントに特化した合成写真撮影サービスを提供しています。
フェスや周年祭、商業施設、企業インナー、マンションコミュニティ、住宅展示場など、様々な場所で撮影実績があります。
体験型イベントをお悩みの方は、お気軽にご相談ください!