50年分のありがとうをみんなの写真で「さよなら中野サンプラザ感謝祭」(前編)

目次:

・「さよなら中野サンプラザ感謝祭」とは

・中野サンプラザの歴史

・聖地サンプラザで最後のパフォーマンスを

・「チャンプルーフェスタ」サンプラザ屋外は南国の風が吹く

・中野サンプラザの思い出といえば?写真で残す思い出

・イベントでフォトセラを取り入れよう

・詳細な回転率・撮影人数などは後編へ

 

「さよなら中野サンプラザ感謝祭」とは

東京中野のランドマークである中野サンプラザ。宿泊やコンサート等で使用される複合施設として地域住民に愛され、施設建て替えに向けて2023年7月2日をもって閉館しました。

閉館後、期間限定で閉館済の施設を特別に再開放し、入場無料の感謝祭が催されました。それが、「さよなら中野サンプラザ感謝祭」です。

期間中の7月15日~17日は、区民団体がコンサートホールでパフォーマンスを披露したり、1階では写真展や子ども向けの税金クイズ、無料写真撮影など、様々な催しが行われました。

中野区民の思い出が詰まった中野サンプラザ。今回は前後編にわけて、感謝祭とそのお祭りをより魅力的にした仕組みをお伝えしていきます。

 

中野サンプラザの歴史

JR中野駅北口から徒歩2分、まさに中野の顔ともいえる中野サンプラザ。元々は全国勤労青少年会館という名で、1973年に建設されました。

施設には、優良ホール100選に選ばれたコンサートホールがあり、結婚式場、ホテル、レンタルオフィス、フィットネススタジオなどのスポーツ施設が入った文化複合施設でした。

時計台が目を惹く正面前広場では、震災の復興支援や沖縄の物産販売、芸能披露の場として盛り上がる「チャンプルーフェスタ」の開催など、イベント会場としても多く使用されてきました。

その50年の歴史の集大成として、2023年5月3日から閉館の7月2日にかけて、異例の長期スケジュールで開催された「さよなら中野サンプラザ音楽祭」は、様々なジャンルのトップアーティストを迎え、大盛況のうちに幕を閉じたのです。

そして、7月15日~17日の3日間は「さよなら中野サンプラザ感謝祭」が開催され、まさにサンプラザ内に足を踏み入れられる最後の時間として、多くの人々が足を運びました。

このイベントは行政だけではなく、中野区の企業や団体、多くのボランティアが集まり、中野サンプラザへの感謝を表すために企画された催しです。

聖地サンプラザで最後のパフォーマンスを

感謝祭の期間中は、多くの区民団体がコンサートホールでパフォーマンスをし、感謝祭を盛り上げました。区民団体だけでなく、観覧に来られた来場者もそれぞれの思いを胸にステージを見ていたことでしょう。

何度も足繫く通った思い出のコンサートホールを惜しむように、ジッと客席でステージを見つめる姿は印象的でした。

ステージでは、フラダンス、空手、和太鼓、日本民踊、吹奏楽など様々なジャンルのパフォーマーたちが舞台に立ち、賑わいました。その数、3日間でのべ64組。中野サンプラザのコンサートホールに再びライトを灯したのです。

通常は一般の方がステージに立つことはありません。しかし今回の感謝祭は、普段お客さんという立場で来ていた人も自分事として参加し、中野サンプラザへの感謝を伝えられる……その機会を提供することが感謝祭の開催動機だったのです。

「チャンプルーフェスタ」サンプラザ屋外は南国の風が吹く

感謝祭と同じくして、正面前広場では7月15日~16日の2日間「中野チャンプルーフェスタ2023」が開催されました。

関東各地から集結したエイサーチームや沖縄ミュージシャンが登場。また、沖縄グルメの露店が列をなし、会場は大いに盛り上がりました。

チャンプルーフェスタとは、エイサーをはじめとした様々な芸能がごちゃまぜ(チャンプルー)されたお祭りの意味なんだとか。

エイサーの団体が商店街をはじめ、中野を練り歩く「道ジュネー」も開催され、中野全体が夏の祭り陽気を纏いました。

中野サンプラザの思い出といえば?

コンサートホールの他に、1階ロビーでも様々なコンテンツが出展しました。小学生向けの税金クイズやレゴで出来た中野サンプラザのミニチュア、写真展など。そして入口横には大きなメッセージボードがありました。

「生まれも育ちも中野」「ここで結婚式を挙げました♡」「ボウリングした」など、それぞれの思いを胸に、中野サンプラザでの思い出を表すパネルを手に、たくさんの人たちが写真撮影に列をなし、プリントされた写真を手に嬉しそうな表情が印象的でした。

撮影後、30秒で写真を受け取れます。メッセージを書く来場者のみなさん。

会場内で撮った合成写真がその場でプリントされると、思い思いにメッセージを書いた人たちが、続々とメッセージボードに写真を貼って行きます。

そして徐々に浮かび上がる文字とは……!?

中野サンプラザを背景にした合成写真撮影は連日大盛況。家族でも、友人でも、中野サンプラザに足を運ぶ最後の記念に。思い出の写真を手に、皆さん笑顔で帰って行かれました。

イベントでフォトセラを取り入れよう

フォトセラはスタジオセットをイベント会場で設営し、その場で写真をプリントし、素早くお渡しできるノウハウがあります。

今回のような中野サンプラザの感謝祭にとっても、来場者の思い出となる写真をその場でお届けできるとあって、大盛況でした。

さらに、下記のように写真を用途に合わせてミシン目加工が施されている印画紙にプリントすることも可能で、切り離してクーポン券に使用したり、QRコードや広告掲載など、目的に合わせて様々な使い方ができます。

今回のイベントでは、切り離し部分にメッセージを書けるスペースを設けました。

↑ サイズはL判限定の取り扱いとなりますが、縦横は変更可能です。

 

用途範囲は地域イベント、ファッション、交流会、販促イベントなど非常に多岐に渡ります。アイデア次第で様々な活用方法を見出せます。

詳細な回転率・撮影人数などは後編へ

感謝祭初日から熱い盛り上がりをみせた「さよなら中野サンプラザ感謝祭」。50年もの長い間、地域の人々に愛されてきたのが伝わりました。

 

後半の記事では、盆踊り世界ギネス記録挑戦のお話と、この感謝祭に込められたメッセージ、そしてフォトセラがどのくらいの回転率で撮影をこなしたのか・撮影組数などの数字を含めてご紹介します。

企画や提案をする上で具体的なイメージをもっていただけると思います。

お楽しみに!

 

後編はこちら

https://photothera.jp/story/blog/2023/08/14/sunplaza2

 

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